足元にご注意ください

気付けばハマる、そこは沼。劇団☆新感線を中心に、独断と偏見のもとで好き勝手言い募る場所。

【感想】ようやく観た身毒丸の感想をいまさら書く。【蜷川幸雄シアター2 身毒丸】

何年越しかにようやく観た身毒丸!!!

(あれは4月のことじゃった…)

いつの話だよと思いながら、せっかく途中まで書いたからポストしておきます。

ずっと観たかったけど観たら終わってしまうから観れてなかったシリーズ。でももう再演も無さそうだし、ということで前売り買って観に行った蜷川幸雄シアター2。うっかり前の週にNINAGAWAマクベスも観に行って、極髑髏ライビュもあって、4月は観劇三昧でしたよ。

 

 

ストーリーえげつないんだね

あ、そう…そんな話か…という衝撃が凄かった身毒丸。タイトルとさわりしか知らずに観たら、そこはまるでシレンとラギ。ええそうですとも。苦悩して絶望して狂っていく役なんて、藤原竜也にやらせたらそりゃあ世界一ですとも。

せんさくがさ、せんさくが…あれ大丈夫なの?子役の子、トラウマにならない?と心配になった後半。

しかしまあわたしは冒頭とラストのあの奇怪さがだいすきですねほんとまあだいすきです。(語彙力とは)

 

 

ムサシ初演ぶりの白石加代子

ためいきがでるほどすばらしい。

美しい色っぽいいじらしい恐ろしい。白石加代子のあんなにいろんな顔を一度に観られる身毒丸ぜいたく!!藤原竜也目当てだったけど、終わってみればさすが座長、白石加代子の舞台でございました…

なんだろうね、あの、妖艶なのに無垢なあの感じ。色っぽいのにうぶなあの感じ。母なのに少女なあの感じ!NINAGAWAマクベスの田中裕子のときも思ったけど、ベテランの女優をうぶに描くのが素晴らしいのかもしれないね…そういえば日の浦姫の大竹しのぶもそうだった…ううん。オールメールシリーズもそうだし、蜷川幸雄健在時代をもう少し満喫しておくべきだったな…いやでもそれにしては舞台のチケット高すぎて学生には厳しかったんです…

話が大幅に逸れました。白石加代子はムサシ初演で拝見して以来でした。ムサシ初演は藤原竜也を好きになった私の初観劇でもあります。6列目ドセンでした。藤原竜也小栗旬鈴木杏吉田鋼太郎白石加代子そりゃあ沼にハマるよね…豪華だったなあ…再演観たかったなあ…

 

 

若かりし頃の藤原竜也

正直言って見慣れた藤原竜也ジュブナイルの中で歪んでいく不安定な藤原竜也。ええ最高ですとも。

ただ、欲を言うならこれは初演で観たかった。

だって踊る!幼い!若い!最初の登場シーンなんか、頼りなくて儚くて、これで本人がもっと幼かったら最高じゃないか。もっと若いときに観たかった!これ15歳でデビュー作だもんなあ。そりゃあその後の演技がこっち方向に寄っていくってもんだわ。最高かよ。

 

 

蜷川幸雄とは

いろんなことを成し遂げた人なんだろうけど、正直詳しくない。NINAGAWAマクベスのエントリでも言ったけど、あんまり詳しくなっちゃうと理屈っぽさが出るタイプだからインタビューとか記事とかはあんまり追わないマン。

dramatic9ri.hatenablog.jp

でもやっぱり、いまさらふとしたときに蜷川幸雄の特異性を感じる瞬間があります。偏っているとはいえ少しずつ舞台を観て、少しずつその世界を知るたびに、蜷川幸雄の演出ならではな部分をなんとなくほんのり感じたり。

そういうのって、比較しないと実感がわかないと思うんですよね。だから、ちょっとだけ、正統派から舞台ファン入りしてみたかったなって。「蜷川幸雄を観た衝撃」を感じてみたかったなって少し思います。少しだけ。でも私、さっき書いたけどムサシ初演から舞台にハマってるんで、そのときまだ学生なんで、むしろ間に合って良かったね自分!!!!!

 

 

ちょっと時間経ちすぎて演劇の感想というよりは自分の観劇ライフとムサシの話ばっかりだった気がするけど、これからも観劇ライフ楽しもうと思いました作文。

 

【感想】歌舞伎ビギナーが松竹座デビューで見事に沼にハマった話【スーパー歌舞伎Ⅱ ワンピース】

は〜〜〜〜〜〜!!!たのしかった〜〜〜〜!!!!!

かつては庶民の娯楽だった歌舞伎の本領発揮していらっしゃるスーパー歌舞伎、初心者のわたしを優しく沼に招き入れてくれたよ…

でもまだ沼に浸かった訳じゃないの。わかってます。まだ古典観てないからね。でもすぐ観る。わたしには七月大歌舞伎が待っている…染さま襲名披露公演…勧進帳絶対観る…

以下、歌舞伎初心者のわたしが欲しかった情報も書き記しておくけど、途中からネタバレです!

 

  1. 敷居が高いなんてマヤカシ
  2. さて、いざ初の松竹座
  3. だってあの人たちすごい好き
  4. 開いた口が塞がらない一幕
  5. 濃すぎてお腹いっぱいな二幕
  6. 三幕…尊い
  7. スクラップアンドビルド

 

 

 

敷居が高いなんてマヤカシ

ワンピースの前にとりあえず歌舞伎について。

ずっと言われてるけど、歌舞伎はほんと、最初の一歩さえ踏み出せば余裕で浸かれる沼だと思いました。そこらへんの劇団よりもよっぽど。

だって、次の公演まで2年も待たなくたって、毎月各地で何かしら演ってるんだよ?いつでも門戸は開いてる。しかも、歌舞伎の演目には新作がほとんど無い。

なんかね、なんか、ほら、あの、幼稚園の読み聞かせみたいな感じ!(ごめん怒らないで)みんな知ってるお話を、みんなで何度でもワクワクしながら読み進めて、ここぞってときに「いけー!」って応援するの。それぞれお気に入りの先生がいて、この絵本はいつも同じ先生に読んでー!ってお願いしにいくの。

演目は何度も観たことあったって、贔屓の役者のハマり役を観に行くわけでしょ。ここぞってときに大向こう掛かるわけでしょ。

難しいのは「みんな知ってるお話」を自分も知ってるかどうかであって…そこさえどうにか簡単に知れたらね…観にいきやすくなるよね…

と思ってたら、最近知ったの。イヤホンガイドあるってよ。文明の利器ですよ…すばらしいよイヤホンガイド…耳元で解説してくれるの…幕間もずっと情報喋ってくれるの…わたしは滝の白糸をこの子のおかげで乗り切りました。ありがとうイヤホンガイド。

 

唯一残ってる敷居の高さは一等席のチケ代だね…でもね、大丈夫、トーキョーには「一幕見席」ってお財布と拘束時間が良心的な入門にぴったりの制度があってね…ちょっと当日並ばなきゃだけど、素晴らしい制度だと思うよ…なぜ大阪には無い…?三階席+イヤホンガイドでも充分お安く楽しめるからいいんですけどね!

 

 

さて、いざ初の松竹座

観る前はね、特にロビーね、雰囲気に呑まれてもうガクブルしてたわたし。梅田芸劇とかIHIでは見ない層の方々がウヨウヨいらっしゃる…着物率高くない?えっ、何?おじさまの隣にいるのは芸妓さん??お土産で浴衣ってどういうこと…?ワンピース歌舞伎なのにおばあちゃまがたくさんいらっしゃる…絶対みんなハンコック知らんやろ、うわあ…

もうサッパリ勝手がわからない。売店の仕組みすらわからない。え?お弁当?買っとくべきなのね?なに?向こうにブロマイドあるって?は?ブロマイド?とかうろうろしてる間に売り切れていくお弁当たち。ギリギリで買ったよ、サンドイッチ。持ち込んでもいいみたいなので、コンビニでおにぎり買ってきても良かったかも。

 

番附と呼ばれるらしいパンフレットと、今回途中で使うらしいタンバリン(ゆずのライブと同じやつ)は次の幕間でも買えるから、とりあえず一旦スルーして、座席に着く。おっ、椅子がふかふか。さすがに4時間拘束だもんな…いい椅子にするよな…(IHIも似たような拘束時間なんだから少しは見習ってほしい)ただ、座面が分厚くて快適なぶん、椅子の下にあまり空間がなくて、荷物は置きづらい。寒い時期コート着てたらどうするんだろう…幕間になるとこぞって立つから荷物が多いと大変そう。絶対足元は邪魔だけど、キャリーケースとか大きな荷物は1階で預けていたので、冬は何かしらあるのかも。(結局調べてない)

 

ちなみに今回お譲りいただいたチケットがとっても良席で、一階席のちょうど真ん中あたり。見上げると宙乗りのワイヤーが頭上を斜めに走っている。舞台も花道もよく見える。初心者には身に余る良席。

ただ、せっかくなのに役者も歌舞伎の見せ場もまったく知らないのはアレなので、少しだけネットでレポを読んでから臨みました。一幕の見せ場はここ、とか、これが見どころ、とか。普通の演目ならイヤホンガイドがあるんだけど、ワンピース歌舞伎のイヤホンガイドは歌舞伎じゃなくてワンピースの解説らしいから借りなかった。(観客層から言えばそりゃそうか…)レポ読むとネタバレになってしまうのはその通りなんだけど、こんな初心者にとってはそんなネタバレ、なんのネタバレにもならなくて、読んでたのに声出るほど驚いたし楽しんだし納得したので、ちょっぴり予習しとくのもアリかと。少なくとも配役は絶対に把握しておくべき。

 

演目は11時から15時までの3幕構成。それぞれ途中で30分、20分くらいの幕間を挟んで、実質観劇は3時間かな?一幕終わりはご飯食べて、二幕終わりはお手洗いと最後の売店タイム。ブロマイドは貼り出されてる写真から欲しいやつの番号書いて提出する懐かし方式。小学校の修学旅行とかこんなスタイルだったな。あと、終幕後は売店が無いっていうのがトラップですね。短かったよ…こまめに休憩あるの優しいね…なんかこう、ご飯食べながら半日掛けて遊ぶ一大遊戯!って感じでした。

 

感想は以下ネタバレしながら書くけど、結論だけ言うと、七月大歌舞伎とは別に、スーパー歌舞伎のナルトも観に行くことが決定しました。

 

 

だってあの人たちすごい好き

ようやく役者さんの話する〜〜!!ちなみに私が観たのは配役Cの千穐楽市川右近さんルフィです。

もう、坂東巳之助!!!さん!!!!!二幕のボンちゃんで撃ち抜かれ!三幕のスクアードで落ちました…あの演じ分け素晴らしすぎる…しかも一幕ではゾロ演ってるってなにそれキャラが違いすぎる…最高…

ボンちゃんが出てきた瞬間目と耳を疑ったもん。メイク衣装立ち姿まではいいとして、常に指先までボンちゃんだし、まさかの声まで完コピ。ジョーダンじゃないわよーう!!!

本水でのカッコいい立ち回りと見得もありながら、そのあと引っ込みの前に花道での殺陣があって…もお〜〜すばらしくボン・クレー!あのひとワンピース大好きでしょ絶対?!

でもね…わたしが死んだのは三幕のスクアードなんです…あの苦悩…迷い…嘆き…歌舞伎とか関係なく演技として最高だった…最高だった…(相変わらず語彙力が足りない)

というわけで、巳之助さんが主役のナルトは必ず観に行きます。絶対一等席取る。来年の新春新橋も絶対一等席取る。他は三等席と迷わせてください…ちゃんと回数重ねるから…

 

次点はイケメン枠中村隼人さんと迷うけど、坂東新悟さんを挙げたい…。ナミさんとサディちゃんと蛇姫妹の三役です。超美人…かわいいにもほどがある。二幕はボンちゃんとサディちゃんに釘付けです。

中村隼人さんはサンジ、イナズマ、マルコというイケメン枠総ナメ。ええもうカッコいいですとも!イナズマは本水の立ち回り、マルコは宙乗りがあって見せ場満載。さすがイケメン枠!マルコとスクアードのやりとり最高でしたね…そんな彼がサスケになります。観るしかないでしょ。

右近さんも右團次さんも、挙げ始めたらキリが無いけど、ひとつだけ追記するなら猿之助さんの存在感はハンパない。

 

 

開いた口が塞がらない一幕

さて。わたしずっと祈りの体制で観てたし、ずっと口開いてた。マヌケ顔め。あ〜〜!もう最高でした。思い出すたびに最高。

一幕はシャボンディの奴隷オークションから。始まって早々、一味の口上があって死んだ。これがホンモノの口上。1年間豊洲で散々聞いてきた口上、本家本元がこれか…口も目も開いたまま塞がらない。あと、拍子木はほんとに舞台上手で叩いてるんだね。何度も見ちゃった。すごい。普段は音楽も舞台も質素だからきっとコレが映えるんだなあ。

そしてとりあえずキャラクタの再現率が高すぎる…これ皆さん歌舞伎役者なんだよね…?全員男の人なんですよね…?うそだろ…ナミさんの着物風のお衣装、途中で片肌脱ぎなさるんだけど、ちゃんとナイスバディでドキッとしたよ…あと冒頭のケイミーもクソかわいくてオペラで抜いた。

 

ストーリーはオークション終わったらくまに飛ばされてアマゾンリリー。一幕の見せ場、主役の早替わりです!!!主役の右近さんがハンコックとして出てきて、まず息を飲む。あの、えっと、美人すぎやしませんかね…?!女方が本業なのね…知らなかった…(無知すぎる)声までかわいくて、番附とか事前情報が無かったら気付けなかったかもしれないレベルで美人…

そして気がついたらルフィがいる。2人の立ち回りは、松山天魔王もびっくりの入れ替わり立ち替わり!あれだね、3人で回してるんだね!入れ替わりが多い!よ!すごい!男女替わってるんだもの!

ひたすらハンコックとニョン婆がかわいかった一幕。それからサンジの衣装だけ無駄に豪華だったのは気のせいじゃないはず。スーツの上に羽織ってるその和柄半分毛皮半分のコートは一体何?!イケメンはどの世界でも重宝がられる。

そしてすべて終わってからエンドロールで知った、オープニングのナレーション。中村勘九郎だってさ…聞き覚えあるとは思ったんだけどな…声フェチの私がなんたる不覚。パンフには七之助さんの名前もあったので、これも日替わりなのかなあ。

あっと言う間に終わった一幕、これはやばい…すき…二幕こわい…沼にはまる…だってもう古典歌舞伎が観てみたい気持ちになってる!

幕間はお弁当のいい香りに囲まれながら、いそいそと番附とタンバリン購入。ついでにゆずのアルバムも購入。いやあの、もとからね、ゆず好きで、ライブも行くし、タンバリンはゆずのライブでも使えるからほら…と言い訳。いいんだよぉ、いい作品にはお金を落とさなきゃいけないんだよぉ!

 

 

濃すぎてお腹いっぱいな二幕

一幕終わりの幕間でご飯を食べ終わったころ、前方4列目くらいまでの方々がゴソゴソとカッパを着込みだす。8列目くらいまではビニルのひざ掛け?が配られている。え、舞台に水使うとは読んだけど、そんな飛ぶの?

結論。飛ぶ。っていうか、水使うにも限度があるでしょ?!もうあれ滝じゃん!バケツひっくり返したみたいな水。しかも客席に向かって水掛けてくるからあのひとたち!わたし10列目だったけど、しっかり飛沫は感じました。追い打ちで上から追加の水。水。水。溺れるよ…?しかし、あっぷわっぷしながら見得を切る役者さんたちカッコ良すぎた。そこにトドメの水…カッコ良すぎた…ジャパニーズエンターテイメント、まさに!エンターテイメント!(語彙力)

 

とはいえ、本水が出てくるのは二幕後半ですからね。前半はインペルダウン。サディちゃんがあんなに前面に出てくるの不思議だけど大正解。坂東新悟さん美しすぎる。オペラでガン見。あと、痛めつけられる平岳大さん。我らが常世王の息子よ…エース…渋い…ずるい…もう立ち姿がエースだもん。でも二幕の登場シーンが思ったより少ない。(見せ場は三幕でした。)

たくさん出てくる囚人と看守の中に、どうやら桃さんがいたらしい…チェックしてなかったの惜しいなー!でもきっとチェックしてても見てられなかった。だって目まぐるしすぎる…本編ではモブの大物海賊として、歌舞伎の大物(らしき人)が出てくる出てくる!イヤホンガイド無いし、番附覚えきれてないから誰なのか全然わかんないんだけど、ありえない迫力だけは感じるベテランしゅごい。

 

インペルダウン編の主役は間違いなくボンちゃんです。完コピ。かわいい。かっこいい。巳之助さん演技力すごすぎてほんとすき。

そしてお待ちかねのニューカマーランド…リアル・ニューカマーランド…あんなに綺麗になれるひとたちが…こんなにきたない…(褒めてる)そしてまたもや完コピのイワンコフで腹筋が死んだ。誰あの歌うまい人!!!と思ったら下村さん四季出身でしたか…そりゃうまいわ…なんだあれ…なんでイワンコフの語尾をリアルの世界で聞いてて違和感がないんだ…(それでいうとマルコの「よい」も素晴らしかったな…)

そこから本水からのボンちゃん引っ込みからのルフィ宙乗り通称ファーファータイムです。ゆずの歌に合わせてタンバリンを叩きながらまさに応援上映メイドさんが客席まで下りてきてハイタッチしてくれる。

ここでまたしても運命の出会いをしたわたし…名もないメイドさんめちゃめちゃかわいい…でも名がないので探せない!探す方法もわからない…!うんうん唸りながら、その夜ようやく見つけました市川翔三さん…

場面と配役の一覧を片っ端から検索したよね。4人目でたどり着きました。背が高くてスタイルがよろしい。そしてかわいい。仕草も完璧にかわいい。その他のシーンで見つけられなかったから、それ以外の情報がないんだけど、いいのこれから歌舞伎の世界のおべんきょするもん!

 

 

三幕…尊い

スクアード…!!!

この筋はワンピースオタクが書きましたね間違いない。じゃないとスクアードあんなにフォーカスするかよ!すき!

しかしこのあたりからもう記憶がない。だって白ひげ船長を中心に隊長揃い踏みで、回り舞台で回りながら大ゼリでせり上がってくるんだよ?!?!壮観以外の何物でもないし、むしろそこしか覚えてない。全員揃って見得切ったかどうかも朧げな記憶…ただただ圧倒されてた…ずるい…ずるいよ〜〜オヤジ〜〜!!!かっこいいぞ!

三幕はイケメン枠マルコの宙乗りがありますね。まーあんな登場の仕方ありですかね!!!歌舞伎すごいな!普通の舞台じゃありえないところからありえないくらい回りながら飛んでくるんだよ…これほんとに何百年も歴史のある伝統芸能なの…?

 

そして最後に出てくる猿之助兄さん…

存在感が桁違い…

白塗りに獅子みたいな頭して、絢爛豪華な衣装の肩に龍載せて回転舞台回ってくるんだよ?ラスボスじゃん???

 

しかしまあとにかく最後まで巳之助さんと隼人さん推しの舞台でござった…ちゃんとNARUTO観に行くからね…

 

 

スクラップアンドビルド

月髑髏に始まり、極髑髏が続き、今年はわたしにとってスクラップアンドビルドの年なんですかね?「歌舞伎」の概念が全て崩れ去って、ド派手エンターテイメントに組み上げられてるんですけど…これ合ってる?

とにかくスーパー歌舞伎は、白塗りのひとと、隈取りのひとと、フェイスペイントのひとと、完全コスプレメイクのひとが同じ舞台でひとつの作品を作っているというぶっとび世界観で、過去と現代、伝統と流行をスッと同じ舞台に乗せちゃった素晴らしい作品でした!!!

 

実はわたし、スーパー歌舞伎ワンピースⅡが歌舞伎初見はちょっと申し訳ないなと思って、歌舞伎座の一幕見席で1作品だけ観たんですよね。中村壱太郎尾上松也の、滝の白糸。

古典ではなく明治時代ですね…ちょっと残念…でもとにかく美しかった。

みなさん役者で観てるから、名乗らなくても役者が顔見せて拍子木が鳴れば誰かわかるんですね!!!と驚いた正真正銘の初見。イヤホンガイド借りてなかったら時代背景とか人間関係がよくわからなくて途中で諦めてたかも…

 

ということで、次は絶対に七月大歌舞伎の勧進帳を観るぞ!!!

 

また新しい沼に足を踏み入れたわたし。増えすぎでない…?なぜみんな沼に落ちずに生きていけるのか…

 

 

 

【感想】キャラメルポップコーン持ってるのはわたしだけだったNINAGAWAマクベス【蜷川幸雄シアター2】

わたしを演劇の世界に引きずり込んだ蜷川幸雄藤原竜也。タイミングが合わずに一度も観れてなかった身毒丸、え?蜷川幸雄シアター2でやるって?よおし、ついに観るぞ!と思ったら前の週にマクベスやるっていうじゃないですか…えっ、なに?しかも橋本さとし出演?え?メタマクの予習しろって?Disc1のチケット取ってないんですけど…とか言いながら息をするように前売りを2枚買いました。だって、舞台ひとつ2200円?タダ同然じゃん!

 

いろんな感想溜まってて脳内大渋滞だけど、まずはNINAGAWAマクベスだよ!

 

 

キャラメルポップコーンは場違い

3時間近くあるし、お昼ご飯抜いたし!どこかの誰かさんみたいにぜんぶわたしの!ってたっぷりキャラメルポップコーン抱えて劇場入ったら、わたし以外誰もポップコーン持ってなかった。むしろドリンクすら持ってなかった。

あっれー?少女漫画原作の映画もいまいっぱいやってるのにな?2番シアターだけやけに年齢層が高くないか?ひとりだけウキウキしてて浮いてる!と思いながら、めげずにむしゃむしゃポップコーン食べた。いいもん。映画館の収益に一番貢献できるのは売店だって何かで読んだもん。

髑髏城ライビュで麻痺ってたけど、そういえば演劇って年齢層高いんだなって身に沁みた。でも身毒丸でもきっとめげずにポップコーン食べるんだ。

ひとつ油断してたのが、幕間がなかった。いや存在はするんですけど、コチラ側ではそのままぶっ通しでした。サクッと観れたけどね。ゲキ×シネは優しいね…長すぎるからかな…

 

 

普通におもしろかった

魔女、歌舞伎って最高かよ〜〜〜!!!冒頭から最高。最高です。

ほら、あの、ね?最近髑髏城ばっかり観てて「罪深い!」とか「つらい!」とか、そういう感想を並べてたから「あ、演劇っておもしろい」と素直にストンと感じてしまったわけです。

惜しむらくは、原作を知らないことですね!疎くてすいません!マクベスの知識は内野聖陽のランダムスターのみです。しかも先月が初見。

シェイクスピアはねえええ、行動原理の理解に苦しむのでちょっと苦手意識あるんですよね…とかぼやきながら観たら、シェイクスピアを名前もろもろカタカナのままなんとなく日本文化に落とし込んだマクベス非常に楽しみました。面白かったです。蜷川さんすごい。

だって意味わかんないですよね?日本の装束着て「コーダーの領主」って。でも、背景が日本文化になったとたん、すごい理解が進んだ。

なんとなく苦手意識があったのは、「シェイクスピア」じゃなくて「文化も時代も違うひとたちの価値観」だったんですね。時代背景ってモノサシがひとつ自分に寄っただけで抵抗薄れるんだもの。蜷川さんすごい。ほんとわたし、西洋史専攻だったくせにね…いまさら気付いたよね…

とにかく名前も土地も権威構造も全部そのままなのに、衣装が和装に変わっただけで、まあよくわかること。視覚的なファクターの重要性。

 

 

市村正親と田中裕子がやばい

ほんと語彙力ない見出しですいません。

このキャスティング、人間の強さと弱さの対比がほんとすばらしいと思いました。市村正親って、どちらかというと「強い」印象の役者さんだと思うんですよね。王の役だってヨユーでできちゃう。でも、市村さんが演じるマクベスは弱いひと。小心者で実行力がない。

対照的に、田中裕子は一歩引いた奥ゆかしさ、「弱さ」の表現が上手な役者さんだと思ってた。でも、マクベス夫人は強いですよね。苛烈で、野心家。

しかも物語の後半になるとそれが逆転して、マクベス夫人は病み、マクベスは過信する。

はじめは「へ〜どんなマクベス夫妻なんだろ…」と思ってたけど、マクベス夫人が舞台に現れたときにハッとしました。この、この、対比を、よくぞこのお2人に当てましたね?!って震えてたよ…すばらしかったよ…

 

 

柳楽優弥がすき

ごめん、ほんと見出しの語彙力がひどいけど、柳楽くんってそういえば昔からすき。顔が。(演技も素晴らしかったです!!!)

そもそもあんまり役者の出演作を追いかけないタイプ(観るかどうかはマテリアルではなくコンテンツで選ぶ)なので作品は全然観てないですけど顔が好き。

マルカムの役、あれずいぶん若い役のはずだけど、柳楽くんの年齢であの若さと甘さと王族の気品と、すごい良いバランスでわたしはとても好きだった。あの吉田鋼太郎とのくだり、もう一回観たい。

そう、吉田鋼太郎な!あのひとほんと、どこで何演ってもブレずに吉田鋼太郎だなって感じたし、おっさんずラブ観よって思った。

 

 

橋本さとし目当てだった

メタマクの予習にしちゃうにはもったいない作品でうっかりしてたけど、そういえばメタマクの予習で行ったんでした。わたしたぶん、橋本さとしさん初見なんですよね…なんというか、癖のない役者さんだと感じたんですけど、どうなんですかね?詳しい人教えて…

つい先月じゅんさんのバンクォー観たからかもしれないけど、すごくスッとしたバンクォーで、あれ、バンクォーこんな役?って。ふつうに渋いイケオジなんだもの!じゅんさん濃すぎるのかな…麻痺してる…

このイケオジがランダムスター!ボケるの?wiki観たら正統派な演劇出まくってるけど、シャウトするの?あー、チケット取ろうかな…ライビュ後で大丈夫かな…いやでもな…(最近ずっと悩んでる)

橋本さとしさんとじゅんさんが、かつては大吉と兵庫として髑髏城演ってた(90年初演)って、それ観たい以外のなにものでも無いですよね…97年版が残ってるだけでも充分すごいけど…

あと、バンクォーからマクベスって、転生も甚だしい…よく考えたら古典演劇だったら何度も演る人もいるだろうし、同じ脚本の役違いってよくあることなのかなーとか。蘭兵衛から天魔王への転生とか、狸穴からぜん三への転生とか、贋鉄斎から天魔王への転生とか…1年で2役ってのが珍しいのか…?

 

 

その他もろもろ

・仏壇なんだね?!

舞台装置の障子と扉の使い方が、あの世とこの世の境目みたいで面白いなーと思ってたら、ほんとにあの世とこの世の端境だった。仏壇!絢爛豪華なご先祖様の時代の話。栄枯盛衰な話…

 

・きれいは汚い、汚いはきれい

これ、あんまり意味はわからないけどマクベスの代名詞かと思ってたら、「良いは悪い、悪いは良い」の訳が採用されてた。どっちも倫理観の話なんだろうけど、NINAGAWAマクベス観てからだと、こっちのほうがしっくり来やすいかもなあとは思います。髑髏城と一緒だよね…正義と悪は絶対ではないんだ…天魔王だって正義なんだから…(どうしても髑髏城が混じる)

 

・レトリック、やっぱりおもしろいかも

シェイクスピアといえばレトリックってのは安易です?でもあの芝居掛かった言い回しが、これぞ演劇!って感じ。あのセリフ、読んだら回りくどいし、言わないし、舞台上か弁論でしか使わないなあとあらためて実感です。蜷川さんの舞台はそういうセリフを敢えて使ってるのかなー。演劇を、あくまでも演劇として広めていく感じ。2.5次元とか、蜷川さんはどう捉えてたんだろう?とか言いながらインタビューとか記事とかは追わないマン。あんまり詳しくなっちゃうと理屈っぽさが出るタイプなので、純粋にレトリックを楽しむには、へ〜、くらいの知識がちょうどいいです!

 

 

そんな蜷川幸雄シアター2

映画館で舞台観られるなんて、すばらしい時代だなあと思っています。舞台だけじゃなくてオペラも歌舞伎も観れるものね。

そういえば歌舞伎は七月大歌舞伎が発表されまして!!!歌舞伎はまだあまり観てないけど、初心者に襲名披露は分不相応ですかね…?むっちゃ観たいんですけど…演目は昼が観たくて、襲名披露は夜なのどうしたらいいの…?歌舞伎の世界ってみなさま、いちにちぶっ通しとかやるの…?長くない…?

と、周りの情報もろもろに目と耳を振り回される蜷川幸雄シアター2。

 

書いてる間に1週間経って、身毒丸も見終わったのでまた書かなきゃ…

【ネタバレ感想】TLにあふれていた混乱を理解した初見極髑髏【修羅天魔】

あ〜〜そういうことね?完全新作…あ〜〜〜〜!と、何も言語化できずに帰ってきた極髑髏マイ初日。(3/23マチネ)

しばらく置いて日本語を取り戻したので書きます。でも語彙力は取り戻せてないかも。

 

  1. スクラップアンドビルド
  2. 新感線クラスタへのご褒美
  3. 清十郎がズルすぎるだろう
  4. 脚本演出が天海姐さん好きすぎる
  5. 兵庫が史上最強に自立している
  6. 天魔王とは一体何だったのか
  7. その他、三途の川に捨之介ェ!

 

 

スクラップアンドビルド

たしかに髑髏城の七人でした。たしかにそうだけど、けど、同じテーマと同じ名前の、全くの別物でした!!!!!

これまでの「髑髏城の七人」に含まれてたパーツをバラッバラに崩して、必要なものだけ拾い上げて、20年前経って思いついた新しいパーツと一緒に組み直して、出来上がった新しいキャラクターにこれまで使ってたのと同じ名前をつけた感じ。ほんとスクラップアンドビルド

兵庫も沙霧も極楽も、天魔王すらも、あれはあれであってあれではない。名前に騙されるなよ!ディテール違うぞ!知ってる奴らじゃないぞ!(でも基本は一緒…)あああ混乱!

テーマも名前も同じだし、見馴れたパーツがいっぱい出てくるから勘違いするけど、これは違う作品なので、知ってる名前があってもそれは別人です!!!!!ってちゃんと理解した上でもう一回見たい。

 

 

新感線クラスタへのご褒美

劇団員!!!!!!(絶句)

本チラシ以外の前情報を一切遮断して臨んだ極髑髏、妙声と水神坊が出てきた瞬間死んだ。

三五が愛しすぎて泣いた。

清十郎がオイシイ役すぎて身悶えた。

清十郎の話はあとで書きます!!!!!

こう並ばれるとオールスターって感じするよね…すき…なんか…なんか…とても劇団員が活きる脚本だった…ような気がする…髑髏城の原点はワカじゃねえよって言われた気がした…

初見には優しくないけど、本拠地からは遠い遠い豊洲に1年間も通い続けて新しい沼を与えられ続けて、いろんな本面へ散財させられてしまった新感線クラスタへのご褒美かなって。

 

些細だけど意外と嬉しかったのが、三五が最初に荒武者隊を裏切るとこ。これまでずっと、髑髏党をやっつけたら一回荒武者隊側に戻ってきてやいのやいの言って、追い立てられるじゃないですか。あれ今回無かったよね?

裏切り男は三五も渡京もだいすきだけど、50過ぎてあの掌返しはちょっと小物すぎるよね…と思ってたところを、あんなにカッコよくしてもらっちゃってまあ…!

ちゃんと掃除したり荷物持ったり、髑髏党の一員としてしっかり過ごして、でもやっぱり違う!って自分から裏切る三五、嘘つき三五の通り名を捨てて、雷より早い口上も封印して変えた人物像スクラップアンドビルドの範疇超えてない?三五アルティメットって感じじゃない?愛おしくて泣いちゃうんですけど?!?!三五が説教するって何?!?!最高!!!

河野さん、きっとライビュではほとんど抜かれないの知ってるから、5月もう一回ちゃんと観る…すき…

ちなみに髑髏城脱出のとき、三五も清十郎さんも、ちゃんと沙霧と太夫を後ろに庇うの最高にすきです。

わたしワカで三五すきになって、ヒトイヌ(シレンとラギ)で撃ち抜かれた人間なので、もう河野さんだいすきでだいすきで、金にいちゃん(五右衛門ロックIII)なんかもうずっと好きがあふれてたんですけど、あのひと一回も会えたことないのね。だから5月はお手紙をね…初めて書いてみようかと思います…

 

 

清十郎がズルすぎるだろう

本チラシから話題の川原さん、まさか、まさか、七人に入れてもらえるなんて、(わたしたちの)夢みたいな展開…!!!しかも超オイシイ役回り…最高かよ…

あんなに強く美しい太夫を「お守りします」って言えるのほんと川原さんくらいだから…強くて渋くて寡黙で…えっ…すき…(語彙力がない)

そっと無界を守る用心棒で、たまに太夫の酒の相手をして、涙と弱音と本音を知る唯一の存在であってほしい…すき…結婚してほしい…太夫と幸せになれるかな…忍びって山の民に含まれるんですかね?含まれるならアリじゃないですかね?キャラクタが根付く未来を感じさせる極髑髏〜〜ずるい〜〜

 

今回かなり下手側から観たし、座席ガチャまあまあハズレだったので未確認なんですけど、広角無界で浅葱の短刀を白羽取りするの、清十郎さん?遠かったし歩いてるとこ見れなくて判別できてないんですけど…もしそうだったら登場シーンからずるい…

これまでに存在しなかったキャラクター。お上に仕えていたのに、最後は草の根側に加わるって…これまで存在しなかったファクター。太夫(捨之介)の過去もヒミツも知っているひとがこれからも側にいてくれる心強さ…捨ててもたまに思い出してしまう過去は、きっと清十郎が一緒に背負ってくれるよ…嗚呼、劇団員がとにかくオイシイ極髑髏!すき!爽やか!夢ちゃん案件以外は爽やかに感想書ける!わーい!円盤早く〜〜!

 

 

脚本演出が天海姐さん好きすぎる

とにかくいのうえさんと中島さんが「天海さんにやってほしいシーンをいかに盛り込むか」に執心した脚本だったように感じました。

もうね、当たり前すぎて改めて言う必要を感じないけど、あえて言うね。天海祐希って最高。

いちばんのポイントは劇中ぐるぐるですよね、太夫は手前で立ってるだけのやつ。あれできる俳優ってそう居ないでしょ!立ってるだけで絵になるんだよ!!!ふたりが天海さんのそんなところが大好きだから、蒼の乱と同じパターンになるのは仕方がない…あんなふうに関東の風を浴びても仕方ない…

しかもこの美しく強い太夫、蒼乱はひとりぼっちだったけど、今回は仲間に囲まれて、とても幸せでしたね…ずっと清十郎さん側にいたしね…沙霧も兵庫も信用出来たし。

 

白拍子って設定もこれまでにないよね。ちゃんと春を売ってる太夫と無界。やっぱりカゲの情報を掴むためになりふり構わずって感じかな。そう、今回の無界は夢ではなく春を売っています…いや、夢ちゃんが売られてるからある意味夢が売られてるのか?!?!とにかく、無界ガールズがこれまでになくふしだらで素敵でした。ペロペロキャンディ舐めてたり、足開いて座ってたり、誘惑してたり、ああ、ここは色街だあ…!って。

女が選ぶ云々も無かったですよね。男が選ぶのではなくて、選ばれる側にも男がいるからか。でもきっと再建した無界は春を売らずに夢を売る無界なんだろうな!!!極楽太夫のいる無界は、きっと女たちが選ぶんだろうな…

 

 

兵庫が史上最強に自立している

だって!無界が落ちても、血が上った頭を冷やしてくれて、正気に戻してくれる太夫はもういない…たったひとりで子分みんなの名前を呼んで、一人で飲み込んで、一人で「よくやった!」にたどり着くことができる兵庫めちゃめちゃ強くない?!だって裏切ったの、蘭兵衛じゃなくて夢三郎だよ?!いけすかねぇ無界の主人じゃなくて、兄弟の契りを結んだ、一緒に無界を守ってきた、夢の字だよ?!兵庫ったら、太夫ポジションじゃないか!と思ったら、あらためていままでの太夫ほんと強いよね…裏切られて仲間殺されて、その上で兵庫励ましてるんだもんね…

 

極髑髏の兵庫は強い。そう。太夫にフラれ続けるヘタレでおバカな兵庫じゃない。(いや、バカだけど)強くてまっすぐな漢なんだよね。信じた道を信じ抜いて、ひとりで夢の字とのケジメつける、強い漢なんだよ。

いちばんスクラップアンドビルドでごちゃ混ぜになったのは兵庫なのかもなあ。なんか、存在意義があまり無い気がして。(居なくなったら困るけどね?)これまでは髑髏城に乗り込むときに沙霧が無茶を頼む相手であり、太夫を救ってあげる存在だった。でも、しあわせになるルートを全て失った兵庫…夢ちゃんを倒すためだけに存在する兵庫…太夫は振り向いてくれる要素無いし…無界再建でセルフで救われてくれるのほんといい子だよ…

 

 

天魔王とは一体何だったのか 

ねえこれついこの前ようやく月で消化したとこなんですけど…また書かねばならぬよ…このセクションは完全に考察なので苦手な方はスクロール!

 

まずはさ!これまでの!!!人の男要素が!!!夢ちゃんに振られてた問題!!!夢虎お前完全に人の男ではないか…プライドが高くて、理想が高くて、野心が強くて、認めてもらいたくて…人の男じゃないか…

道具として使われることに、自分の自我を持たないことに価値を見出して、使い手を崇拝して…崇拝した相手の目論見通り死ねることに喜びを見出すタイプの人の男。使い手のために若衆太夫として完璧に周りを欺くことにプライド持てるタイプ。

天魔王はというと、あいつはノブナガでしたね。影武者だというコンプレックスを持っていない、自信あるタイプの影武者。圧倒的カリスマな信長ではなくて、カゲが戦略も一緒に考えてたんだろうなあ。いつ成り代わってもおかしくないのに、カゲはあくまでも影で、子も持ってはいけなくて、表舞台には出られない。コンプレックスじゃなくて、なんでお前だけが、という妬みと出世欲と自信にまみれた新しい天魔王…

ぐるぐる走馬灯のところで、極楽に向かって数歩踏み出した天魔王がまたね!お前、それ、本音?!??極楽に惹かれてたんだとしたら、カゲをひとりの能力ある人物として認めて、対等に議論を交わせた女性だったんだと思うんです。それなのに、彼女を手に入れたのは信長。と、思ってたわけでしょ。夢虎の母親は、お蘭に似てたのかもね…お蘭の代わりに、子供という駒を手に入れて、その駒を使っていつかお蘭を手に入れようとしてるんだよ…うおー陰湿!(褒めてる)

だってそうじゃないと8年待つ意味がないんだもん!天下があと一息で成りそうになって、そこで失う辛さを思い知れっていうのは、完全に信長自身の恨みで、そこまで待って実行するには暗殺が必要で、そのためにはお蘭が必要なんだもん。

だから夢虎はお蘭のニセモノで、つまりこれまでの人の男なんだよな。捨之介って影武者がいないから、天魔王は唯一て絶対的なノブナガの代役なの。うー…しんどい…

お蘭は信長という存在を完全に消し去ることで、ようやく過去を捨てられるのです…

 

 

その他、三途の川に捨之介ェ!

・見栄の手前の兵庫の台詞聞いた瞬間悟った口上。やられましたね…ずるいぜ…シルエット最後なのほんとずるい。

・あにさがどうしても狸穴にしか見えなくて笑う。このひと、しれっと2周してるのもっと笑う。兵庫がしっかりしてるから、あにさも相対的にしっかりしてたのかね。

・あにさネタでもうひとつ。米届けるっての最高な?!農民であることの自負最高な!!!

・黒平がすきです。

・おすずがすきです。

・極髑髏に沙霧の成長ストーリーは存在したのか?太夫を救う役割ってことでいいのかな?

・でもとにかくかわいいからオールオッケー

・カンテツがアオドクロネタをしこたま抱えて飛び込んできたから腹抱えて笑った。焼き鳥!

・ミュージカルのところはもうほんと、新感線!ネタ!最高!だけど花鳥風月で廻ってきた人にとっては初めてのネタもの…大丈夫かな…これが通常運転ですよ…むしろマシなほうだよ…

・無界のセットがまるっと変わっててすごい!階段にも「む」のマーク入ってて、二階が繋がってて、とにかくすごい…広い…広角舞台使いもすごい…でも無駄な回転も多い…けど広角しゅごい…

・TLでもお見かけしたけど、女性の居ない髑髏党、認めた女は極楽だけって天魔王の歪んだ愛がエモい…

・はじめてパンフと戯曲本以外のグッズを買いました。全髑髏制覇したボトルと、使い道を一切思いつかない升〜〜!なにに使うんだ!(一滴も呑めない下戸)

・ 短辺綴じA4パンフ…持ち帰りやすい…!鞄に入る!

・そしてパンフ、それぞれのキャラクタの口上が最高だ…虎って…言った…

 ・帰宅してグレンラガンを見始めると中島脚本にカウンター喰らって死ぬ。3日で10話まで観ました…カミナ…兵庫だ…

 

 

大丈夫あと2回ある…

いろんな衝撃でポロポロ記憶がこぼれていくんですけど、大丈夫あと2回ある…

チケット増やしておいて本当に良かった…皆さんのレポ読んだ上で、ちゃんと別人だって理解した上で、もう一回観るぞ〜〜

 

あと、戯曲本もまだ読んでないので、読んだらまたなにか変わるのかな。ライビュまでに読まねばならぬ。そしてライビュまでにアオをもう一周せねばならぬ。

 

ちなみにメタルマクベスはDisc1は一旦見送ってるんですけど、Disc2の予習で尾上松也の滝の白糸を観ました。歌舞伎の沼は一歩目が深いので足踏みしてたんですが、歌舞伎沼の友人に右足を掴まれているので、おそらく半年以内にズブズブになります。一等席高いよね…若輩者には一幕見席で十分ですけど、これも東京にしかないんだよな!!!

 

足元には至る所に沼が広がっている髑髏城、足元にはくれぐれもお気をつけくださいまし…

 

 

「天」とは一体何だったのか、自分のための解釈を書きながらまとめました。【髑髏城の七人Season月】

いよいよ修羅天魔の道に踏み入れるために時速250kmで登城中ですが、月髑髏の話をします!!!

結局。自分のための解釈まとめエントリになりそうです。覚書だね。

 

関西居住のわたしが上下2髑髏+ライビュで計6回。多ステのみなさまには足元にも及ばないけど、自分史上最高に狂ったように劇場に通ったし、狂ったようにエントリを書いた。普段感想をまとめない人間なもので、月だけでエントリ8本ってほんと狂ってる。けど、月髑髏って一体何だったのか、わたしまだわかってない。

わかってないから書いてみる。アウトプットして昇華させていくタイプなんです、すみません…完全に自分のための解釈エントリなので、ご興味ない方は回れ右していただければ…

小説も戯曲も交えた話をします!

 

 

  1. 「天」とは何だったのか(捨之介編)
  2. 「天」とは何だったのか(天魔王編)
  3. 月髑髏とは一体何だったのか

 

 

「天」とは何だったのか(捨)

 捨之介の倉庫での過去話。「天ってぇのは、高ぇんだ!」って言うとき、霧ちゃん、解らないじゃないですか。わからないけど、なんか捨之介が昔を想って決意してるのを見て「お前…」って言うの、全く同じ気持ちでした当時のわたし。捨之介お前…どういうこと???

 

12月半ばに一度観て、落ち着いた年末ごろからじわじわと湧き出した疑問。「天」って、何?
というのも、捨之介の語る「天」と、天魔王の語る「天」がどうしても食い違うんです。同じ言葉なのに、話が食い違ってて交わらない。その交わらない概念をわからないなりに書き殴るので誰かご存知の方は補習通うので胡瓜に教えてください…

 

基本的に、捨之介の言う「天」は、常に「天の殿様」に紐付いていると思ってます。捨之介は決して「殿様」とは呼ばずに「天の殿様」って呼ぶから。

これ、地の男だったからかな?地からは手の届かない天に座す殿様ってこと?もしかすると昔からずっとそう呼んでたのかも。信長に直属で仕えてはいても、市井に潜り込んでたなら他の殿様のことも「殿様」って呼ぶだろうし、下手したら他の大名のところへ潜り込んでたのかもしれない。

とにかく、月の捨之介が「天」を語るとき、そこにはイコールで信長がいる。天地人の構図」から、ラストの「天の殿様に喰い殺されるところだった」まで、全部。

 

で。

 

この「天=信長」説だと、唯一武器庫の場面では信長ではない「天」という概念が出てきてるんですよね。というよりは、例えてる?信長を天に例えてるくせに、その天を天空に例えてる。で、さらにその天空を天下人に例えてるのかなって。

…よしよし。混乱してきたけどちゃんと書き残しながら進んでるから、読み返しながら書くぞ。

 

「天っていうのは、高ぇんだ!」は、まだ信長のことかなあ、と思っています。

捨之介は、信長が死んではじめて信長の大きさを知ったんじゃなかろうか。いつも自分に下っていた指令の奥深さとか、懐の大きさとか、視野の広さとか。仕えてるころは天蘭のような執着も心酔も無くて、「主君を喪った」ぐらいの認識だったのに、次に仕える「天=天下人」を探して渡り歩いてみたら、結局「天=信長」と同じような人なんて存在しなかった。ああ、俺はすごい人に仕えていて、もうそれは二度と手に入らないんだ…が「天っていうのは高ぇんだ」なのかなって。

 

でも、信長じゃなくたって、天下を取る者はいまの世間にとっての天下人、上に立つものなんだ。それは決して信長に成り替わることではない。だから「天は天だ。でも、見える景色はみんな違うはずなんだ。」に続くのかなって。

天下人は人民を苦しめる存在ではあってはならないってのが捨之介のポリシーだから、「そんなのは天じゃねえ!」になる。一応、わたしの中の天(捨之介編)はこんな感じで収まりが(どうにか)つきましたり

 

捨之介は「天=天下人」と自分の住む世界をくっきり分けていて、自分がそこへ上がることは絶対にないんだろうなぁと思います。

それに、捨之介自身は信長のことを信頼していたけど、世間を見渡せば信長の統治が終わって喜ぶ人たちもいたのかもしれない。市井の様子を知る、「天」以外の殿様を知る「地」の男だからこそ、見えているものがあったのかも。

小説版に、いくら影武者がいたって、影武者を本人として立てるには家臣の団結が不可欠、って話があったんですけど、天才カズキナカシマは、影武者って設定によって、逆説的に本人に成りかわることの難しさを描きたかったのかしらね…天才かよ…

 

 

「天」とは何だったのか(天)

はい、月の問題児天魔王くん。きみが「天」を大混乱させたんですよ〜〜〜

わたくしワカ以前の髑髏を観て気付いたことがあります。天魔王のセリフ削られすぎじゃね?

天魔王が天魔王になった理由、無界襲撃の理由、蘭兵衛がほしい理由、戦乱に戻したい理由、どれも喋らなくなってるっていうか、昔の髑髏城セリフ多くない?!なんで?!いまのほうが公演時間長いのに!!!

ということで、月だけ観たらとっても不可解なところが、アカアオワカ観たらある程度解消されちゃったよっていうおはなし。でも書くよ。月の解釈もちゃんと書くよ。

 

月は捨天が分かり合えない話

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だと思ってるんですけど、その最たるところが「天」かなって。天魔王は殿のことを「殿」と呼ぶから、「天」は決して殿ではないんですよ。その時点で食い違ってるの。早くない?

天魔王は信長にしか仕えたことないからね。唯一であり絶対の「殿」。自分のことだって、「天」とは呼ばせても「殿」とは呼ばせない。いくら殿を真似しても自分は殿じゃないってコンプレックスがあるから…というのは以前書いたエントリの妄想です。

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とにかく天魔王にとって「天」は固有名詞ではなくて、理想なんですよね。過去の理想なの。信長がいたときに自分が置かれていた環境。あのとき見えていた世界。ヒリヒリする駆け引きをくぐり抜けてようやく見える世界。それが「天」であり、天魔王が再現したい世界。

ワカまではね…天下を取りたいならゼロから自分の手でやれって、その目的が明確だったんだけどね…いまは駄々っ子です…「やだ!あいつの天下、ヤダ〜〜!!、」って地団駄踏むコドモ。

 

ちなみに捨天対決で「俺が、いや、わたしが天だ!」と言うのが上弦の早乙女天魔王。同じ場面、鈴木天魔王は「天は俺のものだ!」だったという自分レポが手元にあるんですけどほんとかな?どこかに「天は全て俺のものだ!」って台詞もあったよね?

とにかく天魔王の「天」は「信長と一緒に目指していた世界」であり、しかもそれは「信長には成し得なかった世界」です。あの偉大な信長にも出来なかったことが、俺にはできる!という自尊心。書いてて哀しくなってきた。とにかく月の「人」の男は、影武者としての生き方しか知らずに来てしまった。ホンモノを喪った影武者は、ただのニセモノです。だから「言うな!」って叫んだんだよね。「ニセモノだって人の命は守れる。」でも、ニセモノだなんて思いたくなかったんだよね。ニセモノじゃない自分が存在しないから。哀しい…哀しいなぁ、蘭兵衛…

 

 

月髑髏とはなんだったのか

ほんとはこのあと「蘭兵衛とは誰だったのか」「捨之とは誰だったのか」も見出しに入ってたんですけど、なにを書きたかったのか覚えてない。(見出しは3週間前に書いた)

しかも休憩しながらここまで書いたところで関東に入国してしまったので、もうこれはいいかげん月髑髏の話を畳んで修羅の道に踏み入れということだな?

 

ワカ→アカ(DVD)→鳥風月と観てきて、月終わって落ち着いて、最近WOWOWの恩恵でアオと97年版のどっちも前半だけ(録画してるので途中まで)観たんですけど、比較してみて思ったのは、月髑髏って、キャラクタの弱い部分を表に出した話だったのかなって。

 

ただのニセモノになってしまった天魔王のコンプレックス。求められる分を弁えてしまえる蘭兵衛の承認欲求。本当の喪失を知らない捨之介の驕り。生き地獄を知る太夫の物分かりの良すぎる良さ。兵庫の若さゆえの危うさ。

狸穴という大人と、贋鉄斎とおっとうって保護者がいたけど、基本的には歪で、不安定で、弱くて、キャラクタのそんな面を凝縮した物語だった気がします。

その中で、弱さを克服して大人になっていく霧丸にわたしたちはどれだけ救われたか…!ありがとう霧ちゃん…

 

あああ、間に合った書き上げた!無理やりですけどこれにて月レポ終了です。メンタルやわやわの月髑髏に浸かってしまったわたし、あと30分で修羅の道。

 

この髑髏城、みんなで生きて抜け出して、また会うぞ!

 

【ネタバレ感想】下弦蘭兵衛に鳥蘭みを感じた2/5マチネの話【髑髏城の七人Season月】

2/5マチネ、下弦マイ千穐楽レポです。これ書き切ったらほんとに終わってしまう気がしてなかなか筆が進まなかったけど、下弦そのものが終わってしまいそうなので頑張って書く。さみしい…

 

しかしまあ、下弦があって本当によかった。2/4上弦を観て終わっていたら、しばらく立ち直れなかったです。 

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明るく楽しい少年ジャンプだけど蘭兵衛の罪深さに泣くしかない下弦、定点カメラしてたら蘭の罪深さがさらに増した話をします。

 

  1. とりあえず蘭兵衛定点カメラ
  2. 鳥蘭みを感じた廣瀬蘭兵衛
  3. 下弦霧ちゃん最高
  4. いん平の努力(斬鎧剣の話)
  5. 捨之介のお衣装の話
  6. 下弦いいとこ一度はおいで

 

 

とりあえず蘭兵衛定点カメラ

観たらわたしが絶対死ぬ廣瀬蘭兵衛に殺されに行くと決めていたマイ楽。

ひとめ見たときから決めてましたあ!

おっとう登場シーンと無界襲撃の蘭兵衛定点カメラ。いつも観劇回数が少ないから思い切れなかったんだけど、いつかやりたかった。ついにやった。つらいけど、後悔はしてない。つらいけど。

下弦蘭兵衛さん、いん平のとこホントにずーっと太夫たちといちゃいちゃしてるのね。そっと肩を抱いて後ろに隠したり、泣いてるガールズ慰めたり、いん平がガールズの方に踏み出してきたときは、両手広げて立ちふさがって、微笑んで一礼するんだよ…いいホテルの支配人かよ…「これより先はご遠慮いただいております。」って感じ…

みうらんがビンタするとこかな?兵庫が喋ってる端で太夫と「お前のことだよ」「ええっ?」って会話したあと「ほらほら」って太夫を前に押し出すの、絶対アレ太夫をからかうためにやってて、心の中ではぜんぜん差し出してないし太夫が自分を想ってるの知ってるの、最高に幸せな無界でした。泣く。

そのあと抱きしめて頭ポンポンするんだよ…ねえ、それ蘭兵衛さん何歳なの…兵庫ほど歳は離れちゃいないの…?

 

2幕冒頭の口説きではライビュと同じくしっぽ(?)の先にちゅってしてましたね…いいのかあれで…

口移しの直前霧ちゃんに「蘭兵衛!」って呼ばれて振り返ったり、「やめろ…」って最後まで抗うのは相変わらずなくせに、同じ苦々しい表情で天魔王の手を取るんだよ…我慢してるけど、ダメだって分かってるけど、手を出しちゃうんだよ…天魔王シャブ…

そのくせ、夢見酒蘭兵衛は完全に女の子で、刀身に自分映して、薬指で夢見酒の紅差してにんまりするんだ。そして侍女の巫女さんの頭ぽんして去っていくんだ…その頭ぽんの無駄遣いはどこで覚えたの…?殿にしてもらってたの…?

 

最後の極楽との対峙では、他の人のレポで見たとおり、目を斬られて見えない中で、刀を探して立ち上がって、でも太夫の「蘭兵衛!」に気付いて刀を捨てて、目を閉じて銃弾を受けるの、あれ、見えない目を閉じて、太夫が最後に自分を呼ぶ声を聴いてるのかなって思った。酷すぎるけど。わたしはどこまでいっても結局蘭兵衛クラスタなので、彼は最後は蘭丸ではなく蘭兵衛として死んでいった気がしています。

じゃないとあのカテコは許さん。

ちなみに一緒に登城した蘭兵衛クラスタな下弦初見の友人、カテコ見て「その世界線は…見せちゃ…ダメなやつ…ありがとう…」と泣きました。ですよね。

 


鳥蘭みを感じた廣瀬蘭兵衛

引き続き蘭兵衛定点カメラ、無界襲撃編のご報告です。まるで鳥蘭でした。と思ったのはわたしだけ?蘭丸ではなく蘭兵衛がいました。楽しいと言いながら泣く蘭兵衛…それ、いちばんつらいルートだからな?知ってる?

ガールズ斬るとき、ガールズ見ないんですよねあのひと。わざと顔背けたりはしないけど、斬る直前、生きてるガールズはしっかり見て、斬り去った後ろには絶対に視線を残さない。見たら辛くなるんだろうなあ。

荒武者隊が立ち上がるときだって、前は嘲笑ってたのに、今回は辛そうに顔をしかめてかぶりを振る…あの荒武者隊たちを、何度も何度も斬らなきゃいけない自分を厭うみたいに…

しかも人間五十年のところでは、燃える無界を見回しながら頭を抱えてるの、わたし見たからな!!!泣きそうに苦しみながら、天魔王見つけてようやく笑ったの、見たからな!!!その世界線は、鳥蘭が見せた、一番辛いルートだってば!!!

 

最後に太夫と対峙するところ、兵庫が入ってくる直前が象徴的だった気がするんです。

前回は下手から観まして、泣き叫ぶ羽野太夫を背にした蘭丸さん、太夫の涙なんか気にも留めずに刀に映る自分をうっとりと陶酔して眺めて、刀に付いた血を薬指ですくって、得意のチュッてして太夫に斬りかかって行くという大罪を真正面から観させられたわけなんですけど。

今回は上手から観まして、残念ながら蘭兵衛の顔は見えず。でも手元がね、よく見えまして…あのひと自分で自分の薬指切ってたの…自分がまだ生きていることを確認してるみたいに、血が出るのをしばらく眺めてから、血を舐め取って太夫に斬りかかるの。

蘭兵衛クラスタの妄想がはじまるよ?

自分が幸せに暮らした場所で、自分以外がみんな死んで、自分だけが生き残って、それって本能寺じゃない?結局自分が光秀と同じことをしているって、気付いちゃったんじゃない?それでも光秀や天魔王とは違うって最後の矜持が、死に際だったんじゃない?

書いてて思ったけど、蘭兵衛おまえ、わがままだな!!!うん、知ってる…武士ってのはほんとわがままで、女はそれに振り回されるものなの…ね、太夫…(混乱)

 


下弦霧ちゃん最高

霧ちゃん!強くて幼くて素直でひねくれてる霧ちゃん!君がいるから月は登ることができています…ありがとう…捨天蘭があんなに拗らせてるとね…兵庫だけじゃ止められないから…

平間くんも好きなんですけど、松岡くんがたまらなく好きです。NARUTOはとりあえず2015をポチりました。すき。(新たな沼に嵌る音)

 

捨天蘭は常に「誰かのため」に生きていて、それ以外の6人は「自分のため」に髑髏城へ向かうという話を前にも書きましたが

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 その中でも霧丸と渡京だけが、最初から生きるために髑髏城へ向かうんですよね。兵庫と極楽は死にに行くからさ…あれ、ふたりで敵を引きつけるって下手したら迷わず死ぬから(実際極楽は死にそうになる)贋鉄斎そっち側でほんと正解です。

あの人はいつも生と死の狭間にいるね。天魔王と捨之介の間にも入ってるし…え…?(ここに来てまた新たな解釈の気配…)

…いや、今回は霧ちゃんについて書くんだ!

生きるために髑髏城へ向かって、捨之介を見つけ出して鎧剥がして、100人斬りで捨之介の刃を明日に向けて、すでに大活躍の霧ちゃんね。

捨天対決後のからっぽの捨之介に向かって「生き抜けよ!」って言うのほんと泣くんですけど、そのあと宮野捨が「なんでだよ…」って泣くからそれどころじゃなくなりました。それって、二幕前半の逆構図では…??

霧丸だけでも救いたいと言った捨之介に「なんでだよ…」と泣き崩れた霧丸を、同じ髑髏城の中で、わたし見たよね…?逆転じゃん…?

救う側の哀しみと救われる側の苦しみをどちらも知ってるふたり最強だし、そりゃあ最後抱き合って支え合いますよね。沙霧居なくなってどうなるのかと思った半年前のわたし、安心して!最高だから!!!

 

そして愛すべき千葉さんとの対峙も最高です。このふたりだいすき…

千葉さんたら、声色をとっても予想外に使ってくるから「空っぽの仮面か」が完全にお怒りなんですよね。そこでビクビクしながらも毅然に見上げる霧ちゃん、「そうかもしれんな」と言われた瞬間、緊張の糸が切れてへなへな座り込む霧ちゃん、すき…松岡くん…また何か観に行くからね… 

 


いん平の努力(斬鎧剣の話)

斬鎧剣入れ替えは3回確定でした。

最初に贋鉄斎から受け取る斬鎧剣から、上手で一度入れ替えて刃こぼれしたものになって、抜いて第五天。下手奥で入れ替えて、抜いて第四天。また上手で入れ替えて、抜いて三、二、一で人間界。(最後は天魔王を観ているのであまり覚えていません)

他の方のレポで拝見した中指の黒リングも確認。抜く手前で飛ばないようにか、ぜんぶ付いてましたね。さすが。

先日上弦で大波乱があったようですが、2/5マチネも入れ替えもたついてたように見えた。喋りながら入れ替えるの難しそうだなあと思いながら、でもやっぱりここは捨之介よりもいん平を讃えたい…!

何度でも言うけど、鳥の混乱から風のリスクヘッジを経て、よくぞここまで入れ替え技を磨いたよね…!!!打たれ強い新感線の底力を見た。

でもいつも最後の三天見れてなくてごめんね…そう、最後は天魔王を観ているので覚えてないの…

斬鎧剣を語るには鈴木天の最期に触れないでおれようか。すごくすきです。だんだん鎧を剥がれて悲しい顔になって、それでも拍子木とともに鋭く捨之介を見上げるあの構図…天と地が逆転したあの対峙はほんと画としても物語としても美しくて、そのままポスターにしてほしい…(ネタバレ甚だしいから無理だけど)
それにしても、彼は捨之介の向こうに見上げた天に何を見たのかな…新しい天を見つけたんだろうか…

と、冷静に感慨に耽ることができるのが下弦です。あ、あああ、て、てんまお…あああ…と泣くことしかできないのが上弦です。

 

 

捨之介のお衣装の話

マモ捨、わりと御髪を振り乱すので序盤で木瓜紋確認できました。あいつ最初から織田背負ってるよ!

でも下弦、黒に白抜きなんですね!!!(上弦は白地に黒紋だった)この対比たまらんのですけど…だれか…詳細…と思ったら公式がやってた。天下のカフェドクロ様々!!!衣装設定集とか美味しいでしかない。

紫ってアカとアオが混ざってできてるわけで、ふんどしとか対比なのそれでかなー。舞台挨拶は上弦が赤みで下弦が青みだったはずなのに、衣装逆だなー。とかいろいろ考えてたけどそのへんはプロに任せてわたしは設定を楽しんでました。四方八方から書き込みされてて、カオス具合がすごかった。〇〇さんが探す!とか。チャコットさんに依頼!とか。(うろ覚え)

捨之介の肩部分は上弦が白地、下弦が黒地で、設定からしてそうなんだなーって。結構あの辺の色味って顔の映りに影響あると思うんだけど。それも考慮した色なのかねえ。

あと、裾にふたりぶんの髑髏背負ってる捨之介は、誰を背負っているの…?

ほんと考察捗るっていうか、一回設定集ぜんぶまとめて出版するべきだと思うの。買うからさ。幾らでも積むから出版しよ?

 


下弦いいとこ一度はおいで

はー、ほんと下弦は大正解です。ライビュ含めて3回観て、3回とも「大正解…!」と 叫んだわたしは間違ってない。これ以上ないハッピーエンドな勧善懲悪だし、捨霧最高だし、カテコしあわせだし、兵庫かっこいいし極楽かわいいし、おっとうがんばってるし、大正解、なんだけど、なんか、こう、どうしても上弦が恋しくなる…

この大正解な下弦と同じ解釈でなぜ上弦はあんなふうに苦しみながら登るの???やっぱり天魔王の中の人が2回も死んで蘇ってるから?

ていうかわたしなんでこんなに月で突然荒ぶってこんなにレポ量産してるの?まだ下書きに「天とは何だ?」が残ってるよ?

 

 

死んで甦れと

ついに月が沈むと思ったらすぐ修羅の世界が待ってるの、知ってる…

決死の思いで確保したチケットは結構序盤なので、まだまだあるよ、とおけぴが呼んでいる…

チケットいつ届くかなー。3月初旬くらいかなー。これまでチケ運が良すぎて、現地7回のうち半分より後ろだったの1回だけ(しかもお譲りチケ)だったんですけど、今回は最速先行外れてるから席は期待してません。そのかわりアトレックをレンタルすると心に決めているんだ。(ツイッターの先輩方ありがとうございます。)

いま仕事が繁忙期で体調も気分も死んでるけど、新感線がある限り何度でも死んで甦るから、たのむから早くゲキ×シネと円盤発表して…

 

 

 

 

 

【ネタバレ感想】2/4ソワレ、上弦のマイ千穐楽覚書【髑髏城の七人Season月】

2/4ソワレ、上弦を…わたしは明日の下弦マチネまでにまとめなければならぬ…忘れてしまう…前に…_(:3 」∠)_

という使命感に追われて書いた、ただの覚え書きなので感想でもなんでもないです…

定点カメラしすぎて「天とは何だ」を考えてる余裕がなかったので、下弦観てからゆっくり考える…

 

  1. 初めての後方列
  2. 天魔王定点カメラ
  3. 蘭兵衛定点カメラ
  4. 主役を観ないと決めた
  5. 贋鉄斎ルーム覚書
  6. 霧ちゃんすき霧ちゃん
  7. 衣装と小道具の話
  8. カテコかわいすぎ

 

 

初めての後方列

鳥から通算6登城目、明日の下弦も含めると7公演のうち、なんとはじめて半分より後ろの列に座りました。22列目。遠いね…地声があんまり聞こえないんだな…

でも、オペラで抜くとあら不思議、丁度良い塩梅…殺陣を全身捉えて快適に追えます!!!

座席ガチャはまあまあ当たりだったけど、左側が観えないから今日はあんまり荒武者隊観てない…青吉は観ました…

わりと座席運に恵まれていたんだなあとしみじみ…

 

 

天魔王定点カメラ

みなさんのツイートで聞いていたけど見れてなかった剣布椅子なでなで太ももベロリを絶対に観るぞ!と意気込んだ天魔王定点カメラ、迂闊に手を出してはいけない領域でした…

観たよ。ちゃんと観た。剣布のうっとりフェイスも、太もも(お尻?)ベロリも観た。観たけどさ…それ以上にいろいろ観たよね…

 

関東荒野での初対面時、捨之介と喋ってる間も、ずっと目は下手に向いてるんですねあれ…ぜんぶ蘭兵衛に聞かせて喋ってて、ずっと最初から人心を掴む催眠術は発動してるんだ…
そして蘭丸呼びの直後、いたずら成功した子供のようにニイっと笑う天魔王よ…ぎょえ…

無表情で霧丸ボコって、蘭兵衛の「俺がやる」で楽しそうに笑う天魔王様…すき…

 

あんなに声上げて笑うキャラでしたっけ?口説きではみうらんが「満更悪い話ではなかろう」の出だしを「まるっ…」と噛んだせいで、シリアスなシーンなのに笑いそうになって、言い直した直後のセリフで天魔王が声を上げて笑ったから私は真顔になりました。あれは演技?素???

無界襲撃は太ももベロリ観れたからいいけど、やっぱり蘭兵衛定点が正解だったかな…ただ、天魔王が天魔王たる最盛期あそこなので、観ておけて良かったと思います。あと、狸穴に撃たれて仰け反る天魔王様、まるでマイケルジャクソンかのような美しいナナメ45°でした。

 

それにしても「天って何だ」論争(誰とも争ってない)にまた疑問が増えて泣いてる…「あの人の天はすべて私のものだ」だそうです!!!天って!何だ!!!(絶対あとで別で書く)

 

あとは捨天対決ね…最後、捨之介の刀を掴むときの表情が、捨之介に殺してもらえない天魔王の表情が、とても哀しそうに見えた初めての感覚…蘭兵衛は極楽に殺してもらえたもんね…天魔王は殺されるなら誰に殺されたかっただろう…?やっぱり「地の男ごとき」に殺されるのが本望だったんじゃないかな…

 

 

蘭兵衛定点カメラ

笑わなさすぎじゃない?

無界去るとこも表情見たくてワクワクしながらオペラのぞいてたのに、なんか、無表情じゃない?蘭兵衛さん感情どこに忘れてきたの?

と思ったのに、口説きで何の抵抗もなく口移し受け入れて、抱きついて、そのまま霧丸は俺がやるで満面の笑み浮かべるのやめてもらっていいですか?全然無界に未練ない殺戮大好きマン怖いよう…「そんなことより先に殺しておくべき男がいる」の顔も…おまわりさん!一番悪いのはこの人です!!!

口説き後も無界襲撃も、わたし天魔王定点カメラやってたのであんまり観てませんが、気が向いてチラッと見たらいつも狂った笑顔で人斬ってんだもん…こわいよ…無界襲撃の最後、天魔王の後ろで肩に刀担いで「来いや」と挑発する蘭兵衛…ヤンキーすぎる…

 

それにしても、一幕の無界で霧丸の話してるとき、いつも後ろでヤンキー座りするみうらんべさん、今日は1段目にしなだれ座って足組みしだして思わず二度見したよ?!みなさんのレポによれば2段目に座り損ねたらしいけど…いいもん観れた…美しかった…

 

 

主役を観ないと決めた

喋ってる人以外を観ることに徹したマイ千穐楽。無界ガールズにいまさら推しを見つけたわたし、もう名前もわからないまま死んでいってしまうよね…(たぶんおはなだな?赤い着物の方です。すき…)

高田太夫、荒武者隊の三三七拍子完璧に踊れててすごかったしかわいかったです。

渡京登場シーンで兵庫観てたら、渡京のセリフ完コピしててかいいかわいいしてました!そのあと捨之介のセリフも完コピしてたね?兵庫も定点カメラ要るやつだね…? 

そういえば珍しく渡京がセリフを大幅に噛みましたねびっくり。

あと今日は頑張って桃さんを探してみようと思ったんですけどまだハードル高いや…冒頭の荒武者隊のとこは目のメイクで見つけた気がするけど答え合わせができません…

 

 

贋鉄斎ルーム覚書

自由すぎました。福士捨、収拾つかない自由な無邪気さを発揮していて贋鉄斎死ぬよ…?

今日は玄翁ツンツンで逃げすぎて暗いところ行きすぎて怒られる→まだ行く→玄翁奪ってツンツン仕返し→帰れ!と怒られて本当に帰る→呼び止められて「何だ?」→怒られる→「今夜は返さない!」と羽交い締めにされる→まだ本題入らない→「何か疲れてないか?」疲れたよ!→ようやく本題思い出す→セリフ適当かよ!→「嫌な予感がする。」俺の嫌な予感じゃないか?!→帰る→水持ってこーい!!!→爆弾投げ込まれるが上手側に転がる→爆弾見つからない→爆弾見つからない→見つかったら即爆破

どう書いたらいいかわからない…なんとも慌ただしい贋鉄斎コーナーでした…

 

 

霧ちゃんすき霧ちゃん

ねえ、最後の「カッコつけすぎだ!」のとこ、前から最後のセリフ「生き抜け!」でしたっけ???記憶力が死んでるだけ?それともセリフ変わった?わかんないけど最高に良かった霧ちゃんの説教。

上弦霧ちゃんは泣きすぎでかわいいかわいいです。すぐ泣く。脱出後も、キリッとした顔で駆け引きしてんのに、なかなか返事くれなくてグッて下唇噛んで、ようやく「そうかもしれんな」の返事で顔くしゃくしゃにして泣くの…かわいい…そのあと「金500枚!」のときも泣いてるのごしごし拭うのかわいい…

みんな捌けて行くラストで「兵庫はどうするの!」って兵庫を太夫のほう向かせて背中押してる霧ちゃんはじめて観た。おせっかいは誰に似たのかな…すき…

 

 

衣装と小道具の話

高田太夫の撮影レポで織田家紋の話が出たわけですけど、極楽がそれモチーフなのおかしくないです?信長に縁あるのは…修羅では…

他も気をつけて観てたけど、衣装班初心者の私には他の紋は見つけられず。ただ、蘭兵衛さんは無界を旅立ってから闇落ちまでのお衣装だけ蝶が飛んでるような気がしますぜ旦那!

 

その他、他の方のレポで拝見していたのを自分の目で確認したこと。

・霧ちゃんが無界抜け出すとき、2階のガールズが持ってるのは風の団扇?だよね?

・捨之介の白着流し、背中の首元に木瓜紋、確かに…(捨天対決後しか確認できず。もしかしてあの衣装にしか入ってない???あそこでだけ見えるように髪の毛調整してる???)

個人的には、捨之介の白い着流しが裾から黒く染まっているのが、後半になればなるほど黒が映えて…たぶん個人の主観の問題なんですけどね…後半はあんまり裾をからげないからかな…つらみ…

 

小道具で行くと、鳥の「斬鎧剣、折られるより先に折れちゃった事件」以来、仕込みの件は直前に入れ替えるようになってるんですけど、今回はそれが3箇所?増えてるよね?前も書いたけど失敗をすぐ次のアイデアに活かす新感線強すぎだし、いん平がんばったね…

・冒頭の見栄の後、後ろへ歩いていって仕込み傘と入れ替え

・武器庫?倉庫?での霧丸との会話の後、剣布再来時に奥で仕込み傘と入れ替え

・捨天対決で3回入れ替え(計4本)

①贋鉄斎からもらった斬鎧剣

↓下手で入れ替え

②刃こぼれしてる斬鎧剣→抜いて第五天

↓上手で入れ替え

③第五天→抜いて第四天

↓下手で入れ替え

④第四天→抜いて第三天→あと何回か抜く

いつもここでわからなくなるんですけど、そんなに脱皮してたっけな?下弦で確認だ…

 

 

カテコかわいすぎ

忘れちゃいけないカテコですね!!!2回目出てきた直後から須賀兵庫にマントを確保された爆速帰宅早乙女天魔王様、2回目はかわして帰るんですけど、あれ須賀くん自ら手離した?一瞬天魔王様「あれ?」って振り返ったでしょ?それともかわして笑っただけ?
そして3回目、狸穴に押されて天魔王に抱きついた須賀兵庫、天魔王様は笑ってから笑顔でマント攻撃喰らわせて、観てない捨蘭わちゃわちゃかわいすぎか。そのあといつも裾持ちしてる太夫にも逃げられて、みんなに攻撃される須賀兵庫かわいすぎか。千穐楽のカテコ期待してる…よ…(そもそも罰ゲームか?)

 

ちなみにグルグルカテコのときの天魔王様、ゆっくり立ち上がってマント翻してかっこいいのに最後右手ぶん回すのすごいすき。

 

 

ふたつでひとつの髑髏城

月髑髏は上弦揃ってはじめてひとつの作品になるんです。だってほら、こんなにも下弦が観たい…

観た回数としてはそれぞれ登城2回+ライビュだから鳥も上弦も下弦も同じなのに、一応同じ脚本で上下観てるから、つまりいつもの倍観てる。考察が捗る。考察が捗るけど混乱も増すから、レポが増産される…

 

次は下弦!ずいぶん気が楽です!が…!下弦には私が絶対に死ぬ廣瀬蘭兵衛がいるんだよ…罪深い…罪深すぎる…でも下弦の無界襲撃は絶対蘭兵衛定点カメラするんだ!負けない!